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職業奉仕委員会

ロータリークラブは団体として地域社会へ無償でボランティアだけをする集団だと勘違いしている方はいらっしゃいませんか?
ロータリークラブは「人を作る」メカニズムでなければ意味がありません。
会員の心の育成が職場での実践を経て地域社会の向上に繋がっていくのがメカニズムなのです。クラブは、あくまでも実験室であり、クラブでの奉仕活動は単に心の育成の実験なのです。
(決議23-34 第6条g項より)

ロータリーの精神を振るい起こせ(Renew the Spirit of Rotary)と提唱したウィリアム・ロビンズRI会長(1974-75)もロータリークラブの価値を次のように語っていました。

 

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初期ロータリーに職業奉仕概念を導入した指導的人物です。

 

アメリカ・ミシガン州ヴァーノン生まれで、1908年シカゴRC入会。

 

1950年のデトロイト国際大会で承認されたロータリーの標語「最もよく奉仕する者、最も多く報いられる」という標語の原型になる言葉を、1910年、ロータリー初の大会(シカゴ)で掲げた人です。

 

 

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東京ロータリークラブ100周年に向けての会長の発言(ロータリー研究会に於いて2017年11月28日)

 

東京RC森田富治郎当時の会長は100周年に向けて職業奉仕への取り組みが第一と述べております。詳しくは下記のとおりです。

 

<歴史と意義を考える>

 

まもなく創立100周年を迎る東京RCとしてはその歴史を誇りとし、先人の足跡に敬意を表するとともに、将来に向けて環境の変化を乗り切る新たな道を切り開いていかなければならないと考えております。
そこで、今後の方向性の柱について以下のとおり申し上げます。

 

1.ロータリークラブ創生の原点にこだわる。

 

すなわち、職業を通じての社会へ奉仕する。それと広く社会へ奉仕する。特に「職業奉仕」の重視であります。ポールハリスがロータリークラブ創生を志した時の立脚とは、20世紀初頭のシカゴビジネス界における商業道徳の乱れの中での正しいビジネス。世のためになる職業活動を提唱する倫理運動でありまして、そこから更に広く社会への奉仕に展開したのであります。この「全うな仕事」をしよう、「世の中のためになろう」という人間としての根源的な善意を原点とするがゆえに1905年から今日まで112年宗教運動でもなく、政治運動でもなく、金儲け目的でもないロータリー活動が維持されたのだろうと思います。この原点からはずれたただの仲良しクラブになってしまえば、存立のための背骨を失うということになると思います。職業奉仕・社会奉仕への立脚という理念とそれを支える友情と寛容の精神、そして理念実践の裏付けとしての活動への積極的参加。例会重視という行動原則を大切にしていきたいと考えております。

 

2.職業基盤維持のための努力

 

職業奉仕を価値の中心に置くためには企業の存続と発展が必須であります。厳しさを増す環境の中で、その鍵となるものは何か?過去の日本企業の発展は人口増加という条件に支えられてきました。その条件が人口減少という逆転状況によって失われた今、そこを乗り越えるためのパワーは人の繋がり、企業の繋がりに求めるしかないと思います。人口減少は労働力の減として生産のマイナスに繋がると同時に商品やサービスの買い手の減少をもたらします。買い手が減るのであれば販売先を広げる。新しい商品や販売手法を考える。そのために、他人の知恵や力を積極的に借りる。人手不足についても、他人の力をどう活用するかを考える。少子化といいますと、生産性向上とか、リノベーションとか、AIとか、IOTとか、いろいろな言葉が飛び交います。しかしながら一人で考え込んでいても有効な答えがどんどん見つかるというものではありません。人の知恵を借りる。力を借りる。そこから新しいパワーが生まれると考えております。ロータリークラブの付き合いの中から得られるものも多いのではないでしょうか。そういう思いも含めて東京RCの今年のテーマを「繋げる・繋がる」としています。

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