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ポリオプラスニュース3月号

2510地区ポリオプラス委員会

 

【野生株によるポリオ症例数】

ポリオ 2021年1月1日
~2月24日
2020 2019 2018 2017 2016
常在国 パキスタン 1 84 147 12 8 20
アフガニスタン 0 56 29 21 14 13
世界合計 1 140 176 33 22 37

【ポリオ撲滅情報】

 


・昨年2020年の野生株によるポリオ症例数は140名で、現在まで追加訂正はありません。
・野生のポリオウイルス1型(WPV1)の症例がパキスタンのバロチスタンで報告され、2021年の最初の症例になりました。


 
【WHOアフリカ地域の野生型ポリオウイルス根絶:認定にいたる道のり】
2020年8月、世界保健機関(WHO)が、アフリカ地域での野生型ポリオウイルスの根絶を認定。これは、何百万人ものロータリー会員、保健従事者、政府関係者、伝統的指導者、宗教指導者、そして親たちによる数十年に及ぶ懸命な取り組みの成果といえます。アフリカ全土で推定75,000人の子どもが野生型ポリオによって麻痺を患った1996年以降、保健従事者たちが90億服以上の経口ポリオワクチンを投与し、180万人もの野生型ポリオの症例を防いできました。
 
「みんなが力を寄せ合った」と語るのは、ナイジェリア・ポリオプラス委員会で長期にわたって委員長を務めたガストン・カバさんです。「ボランティアや町のまとめ役など、大勢の人が動いてくれました。見えないところで地道に頑張ってくれた人たちが、この快挙を実現へと導いたのです」ロータリー会員とパートナー団体はこれまで、苦境や挫折に直面しても、熱意と決意で局面を乗り越えてきました。そのストーリーをご紹介します。
 
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【ロータリーは新型コロナへの対応とポリオとの闘いを継続します】
ロータリー会員は、ポリオとの闘いを続けながらコロナ禍にも対応し、世界各地で影響を及ぼしている緊急のニーズに応えます。 新型コロナワクチンの開発に伴い、ロータリーは現在、ポリオ根絶活動で培った経験と知識を生かして、新型コロナワクチン接種の推進と実施に向けて、地元の保健当局を支援する準備が整っています。 「コロナワクチン接種の取り組みをロータリーが支援」の記事をお読みください。
  
【世界予防接種週刊】
ポリオ根絶活動に携わってきた数十年の経験をもつロータリーの会員は、ワクチンの力を周知させる上で重要な役割を果たすことができます。 4月24~30日の世界予防接種週間は、命を救うワクチンの重要性についてクラブで認識を高め、コロナウイルスから人びとを守りつつ、ポリオ予防接種の継続的支援を呼びかける重要な機会となります。
 

 
【ポリオ予防接種の活動をご支援ください】
ポリオ根絶の実現に向け、ロータリーは毎年5000万ドルの募金に取り組んでいます。この資金には、ビル&メリンダ・ゲイツ財団から2倍額が上乗せされます。5000万ドルを集め、この機会を最大限に利用できるようご支援ください。ご寄付は3倍となってポリオ根絶や命を守るほかのワクチン・医療のために活用されます。
 
【ロータリーのポリオプラスについて(3)】
ロータリーの「ポリオプラス」について知識を入手し、ソーシャルネットワーク、地域コミュニティ、メディア、政府機関に広めましょう。
 
【ポリオを撲滅する5つの理由】

 
「ポリオプラスニュース」で、ポリオに対する知識を増やしていただき、ロータリーの「ポリオプラス」活動に更なるご理解とご協力をお願いいたします。

カテゴリー: ポリオプラス委員会