ポリオプラス委員会より
ポリオプラスニュース 2026年1月号
野生株によるポリオ症例数
*2025年12月31日現在。(前月比)
| ポリオ | 国 | 2025年 (1月1日~12月31日) |
2024年 | 2023年 | 2022年 | 2021年 | 2020年 | 2019年 |
| 常在国 | パキスタン | 30(±0) | 74 | 6 | 20 | 1 | 84 | 147 |
| アフガニスタン | 9(±0) | 25 | 6 | 2 | 4 | 56 | 29 | |
| 非常在国 | モザンビーク | 0 | 0 | 0 | 8 | 0 | 0 | 0 |
| マラウイ | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | |
| 世界合計 | 39(±0) | 98 | 12 | 30 | 6 | 140 | 176 |
*現在、ポリオ常在国はアフガニスタンとパキスタンの2国のみです。
【Michael K. McGovern氏、世界ポリオ根絶推進活動の監視委員会の委員長に就任】
-2025年12月8日 執筆者 Rotary International-

この度、サウスポートランド・ケープエリザベス・ロータリークラブ(米国)の会員であるマイケル K. マクガバン氏が、世界ポリオ根絶推進活動(GPEI)の戦略的方向性と統一的なリーダーシップを担うガバナンス機関「ポリオ監視委員会」の委員長に選出されました。この任命は、1988年にGPEIを共同設立し、ポリオ根絶に向けて29億米ドル以上の資金提供と数え切れないほどのボランティア活動を行ってきた国際ロータリーにとって重要な節目となります。この新たな役割でマクガバン氏は、GPEIのパートナー団体の活動を調整し、安全かつ持続可能な方法で「ポリオのない世界」という目標達成に向けた取り組みを指揮します。また、2014年から務めているロータリーのインターナショナル・ポリオプラス委員長も引き続き兼任します。
「ポリオ監視委員会の委員長を務めることは、名誉であり責任でもあります」とマクガバン氏。「私たちは、ポリオのない世界の実現にかつてないほど近づいています。パートナーや数百万のボランティアと共に、この使命を必ず果たします」
この委員長交代は、ポリオ根絶の最終段階という重要な時期に行われます。世界のポリオ症例は99.9%以上減少しましたが、医療インフラが不十分な地域や紛争が続く地域、アクセスが困難な地域では、依然として課題が残されています。マクガバン氏は、GPEIのパートナー組織間の戦略の調整、説明責任の確保、資源配分の指針策定において重要な役割を果たすことになります。GPEIのパートナーには、国際ロータリー、世界保健機関(WHO)、国連児童基金(UNICEF)、米国疾病対策センター(CDC)、ゲイツ財団、Gaviワクチンアライアンス、そして多くの国の政府が含まれます。
マクガバン氏は1986年にロータリーに入会し、国際ロータリーの理事と副会長、ロータリー財団の管理委員と副管理委員長を歴任。ポリオ監視委員会委員長としての2年間の任期は、2026年1月1日から始まります。
【アフガニスタンにおけるポリオワクチンの新しい接種方法】
— 恐怖を与えることなく子供たちを守る取り組み — GPEIウェブサイトより(2026年1月1日)

アフガニスタンで初めて、ワクチン接種担当者は皮内ジェット注射器を導入しました。これは、針を使わず、ワクチンを瞬時に皮膚を通して微量の流れとして注入する装置です。針も、恐怖も、痛みもありません。軽く押し、軽くカチッと音を立てるだけで、笑顔とともにワクチン接種が受けられます。
これは、アフガニスタンの最も辺鄙な地域に現代技術が浸透した瞬間でした。「このキャンペーンは、これまで見たことのないものです」と、アルサラ医師はジェットインジェクターを手にしながら語った。彼にとって、これは単に新しい技術というだけでなく、信頼関係を築くことでもあった。「アフガニスタンのポリオキャンペーンでこのような機器が使用されるのは初めてです。質の高い研修を提供することが不可欠です。ワクチン接種者は現場に出る前に自信を持たなければなりません。」全文はこちら
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【2025-26年度 日本の目標、世界の目標】
今年度の日本の目標および世界の目標は以下です。
| 日本 | ■ポリオプラス基金 | ・1人当たり30ドル
(1,500ドル以上の寄付をしたクラブには、感謝状が贈られます。) |
・ポリオプラス・ソサエティの推進
(各地区50名増やす) |
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| 世界 | ■ポリオプラス基金 | ・1億3,500万ドル | ・ポリオプラスへの繰入・上乗せ1,500万ドル | 合計:1億5,000万ドル
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