ポリオプラス委員会より

ポリオプラスニュース6月号

2510地区ポリオプラス委員会

 

野生株によるポリオ症例数

ポリオ 2022年1月1日~6月7日 2021年 2020年 2019年
常在国 パキスタン 8 1 84 147
アフガニスタン 1 4 56 29
非常在国 モザンビーク 1 0 0 0
マラウイ 0 1 0 0
世界合計 10 6 140 176

【ポリオ撲滅情報】

 
*2022年6月7日現在。先月以降の新規発症は常在国パキスタンの7名、非常在国モザンビークの1名です。
モザンビークの保健当局は2022年5月18日、国の北東テテ州の子供がこの病気にかかったことを確認し、野生ポリオウイルス1型の発生を宣言しました。これはマラウイに続きアフリカ南部で2番目に輸入された野生ポリオウイルスの症例です。
現在、ポリオ常在国はアフガニスタンとパキスタンの2国のみです。

  

【スポーツスターと有名人が団結してポリオ撲滅を支援】
-スポーツスターが団結して世界最大の「有名人サッカー試合」に参加し、ポリオ撲滅への支持を高めます-
 
 
 
ワールドカップの優勝者、オリンピックチャンピオンなどの有名人は、ポリオ撲滅の取り組みに携わっている人々のことを考えるときに最初に頭に浮かぶ人たちではありません。しかし、6月12日、彼らは世界最大の「有名人サッカー試合」に向けて団結し、この病気によって子供が再び麻痺しないようにするための支援を呼びかけます。
 
ウサイン・ボルト、ダミアン・ルイス、カーリー・ロイド、アンドリー・シェフチェンコは、イングランドXI(イレヴン)とサッカーエイドワールドXI(イレヴン)は、ロンドンで開催されるユニセフのサッカーエイドに参加します。試合はロンドンオリンピックパークのロンドンスタジアムで開催されます。公的寄付を通じて、ユニセフがワクチンを提供し、栄養失調と闘い、危機の際に子供たちを保護するための安全な場所を提供するための資金を集めます。
 
特にポリオの場合、これらの基金は、撲滅活動のバックボーンであるナイジェリアの勇敢な女性のようなポリオワーカーの素晴らしい仕事を支援するのに役立ちます。 20,000人のこのボランティアコミュニティモビライザーネットワーク(volunteer community mobilizer network)は、すべての子供にポリオワクチンを接種するために不可欠であり、ナイジェリアが野生のポリオを撲滅し、ウイルスのないことが認定されたアフリカ地域に貢献することに成功した主な理由でした。

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