ポリオプラス委員会より
ポリオプラスニュース 2023年11月号
野生株によるポリオ症例数
*2023年11月7日現在
ポリオ | 国 | 2023年1月1日~11月7日 | 2022年 | 2021年 | 2020年 | 2019年 |
常在国 | パキスタン | 4(+2) | 20 | 1 | 84 | 147 |
アフガニスタン | 6 | 2 | 4 | 56 | 29 | |
非常在国 | モザンビーク | 0 | 8 | 0 | 0 | 0 |
マラウイ | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | |
世界合計 | 10 | 30 | 6 | 140 | 176 |
2023年11月7日現在、先月からの新規発症例はパキスタンの2例です。
*現在、ポリオ常在国はアフガニスタンとパキスタンの2国のみです。
【世界各地のポリオ根絶活動】
伝統と革新が織りなす各地の活動をご紹介
世界レベルでポリオ根絶活動が進展する中、世界各地のロータリー会員は、伝統的な方法やユニークな方法を駆使しながら、認識向上、募金活動、キャンペーンや広報活動を行っています。ヨーロッパ、アフリカ、アジア、南北アメリカなど世界各地でロータリー会員は、ポリオのない世界を実現するために全力を尽くしています。日本をはじめ、さまざまな国での活動の様子をこちらからご覧ください!
【ポリオ根絶を目指す「RECYCLE TO END POLIO」プロジェクト】
-認定NPO法人 世界の子どもにワクチンを 日本委員会(JCV)の活動:5,239人分のポリオワクチンが世界中の子どもたちへ –
JCVでは、1994年から開発途上国にワクチンを贈る活動を展開しており、その一環として、ペットボトルのキャップを回収してリサイクルし、その売却益の一部を世界の子どものワクチンのために寄付する取り組みがあります。「RECYCLE TO END POLIO」はペットボトルキャップを捨てるという日常的な行為を、回収してリサイクルするというアクションに変えることによって、世界の子どもたちへのポリオワクチン提供に貢献できるプロジェクトです。7月28日(金)〜10月6日(金)の71日間におよぶプロジェクト期間で、239,350個のペットボトルキャップが集まりました。JCVはUNICEFと連携し、その売却寄付金でポリオワクチンを世界の子どもたちへ5,239人分のポリオワクチンを届けました。詳しくはこちら。
【ポリオプラス・ソサエティ(PPS)への登録と寄付をお願いします】
「ポリオプラス・ソサエティ:PolioPlus Society(PPS)」プログラムは、毎年100ドルをロータリー財団の「ポリオプラス」への寄付をお約束いただけるロータリー会員に登録していただき、登録証とソサエティメンバーのピンバッジを受取っていただくものです、このご寄付につきましてもゲイツ財団より2倍の上乗せがございます。登録の程よろしくお願いいたします。
ポリオプラスの活動に、これからもご支援、ご協力お願いいたします。