ポリオプラス委員会より
ポリオプラスニュース 2023年8月号
野生株によるポリオ症例数
*2023年8月15日現在
ポリオ | 国 | 2023年1月1日~8月15日 | 2022年 | 2021年 | 2020年 | 2019年 |
常在国 | パキスタン | 2(+1) | 20 | 1 | 84 | 147 |
アフガニスタン | 5 | 2 | 4 | 56 | 29 | |
非常在国 | モザンビーク | 0 | 8 | 0 | 0 | 0 |
マラウイ | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | |
世界合計 | 7(+1) | 30 | 6 | 140 | 176 |
ポリオ撲滅情報
2023年8月15日現在、新規発症例はパキスタンの1例です。アフガニスタンは前回から新たな報告はありません。
*現在、ポリオ常在国はアフガニスタンとパキスタンの2国のみです。
【ポリオプラス】
ロータリー会員はこれまで、予防接種キャンペーン、地域社会の協力促進、募金と認識向上、各国政府に対する支援の呼びかけに力を入れてきました。今日、多くの会員がポリオ根絶達成に向けて世界各地で活動しています。今年も世界ポリオデー(10月24日)に向けて、ポリオ根絶を成し遂げるための活動にぜひご協力ください。
ポリオ根絶活動の重要性が世界的に高まっています。今年5月、ジュネーブで開催された世界保健総会では、野生型ポリオウイルスの連鎖を絶つ機会について話し合いが行われ、専門家は、予防接種を受けていない子どもたちに手を差し伸べることが成功の鍵であることに合意しました。日本ではG7首脳会合とG7保健相会合が開かれ、ポリオのない世界を迅速に実現するという緊急の必要性が強調されました。くわしくは、こちらの記事(英語)をご覧ください。
ポリオ根絶はロータリーの最優先課題です。皆さまのご支援を何卒お願い申し上げます。
関連動画やソーシャルメディア用の例文など、リソースは「End Polio Now ウェブサイト」もぜひご活用ください!
End Polio Now ウェブサイト 「リソースセンター」
【ポリオプラス・ソサエティ(PPS)への登録と寄付をお願いします】
「ポリオプラス・ソサエティ:(PPS)」プログラムは、すでに多くの国々のロータリー会員が参加しており、毎年100ドルをロータリー財団の「ポリオプラス」への寄付をお約束いただけるロータリー会員に登録していただき、登録証とソサエティメンバーのピンバッジを受取っていただくものです、このご寄付につきましてもゲイツ財団より2倍の上乗せがございます。
なお、このご寄付はロータリー財団の寄付実績に反映され、ポール・ハリス・フェロー認証の対象となり、クラブ・地区の実績にも反映されます。
なお、例えば3年分として一括300ドルを寄付されると、1年目300ドル、2年目・3年目はゼロとしての計上となってしまいますのでご注意ください。他の年度の分を一度に寄付するということはできません。
PPSプログラムの実施は地区ポリオプラス委員会と各クラブが行います。
【今年度(2023-24)の日本の目標】
◼ポリオプラス基金:1人当たり30ドル
*ポリオプラス・ソサエティ(PPS)にご賛同される方は100ドル
(1,500ドル以上の寄付をしたクラブには、ロータリー財団から感謝状が贈られます。)
【ロータリー財団 世界の目標】
◼ポリオプラス基金 1億5,000万ドル
(ゲイツ財団からの上乗せ含む)
ポリオプラスの活動に、これからもご支援、ご協力お願いいたします。