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2009~2010年度地区運営に当たって

本年度RIのジョン・ケニー会長は「ロータリーの未来はあなたの手の中に」とテーマを掲げました。ロータリーのこの長い奉仕の歴史は、その時代、その時代の先人が、ロータリーの熱い思いを実践し、成果と言う鎖の輪でつないで来たのです。一つ一つの繋がった強固な鎖が、ロータリーの奉仕の歴史で、われわれも強固な成果を成し遂げ、次の時代にいで行かなければなりません。従って「ロータリーの未来はあなたの手の中です」と説かれております。


私は、その会長の方針と姿勢を受けて、第2510地区運営の基本方針と重点目標を立て、その焦点を「環境・人・子ども」に合わせ、基本方針を「環境・人・子どもに目を向けようと」をテーマにいたしました。また重点目標には「そらぷちキャンプを支援しよう」「水の衛生確保と饑餓追放のため活動をするWCSを支援するクラブを応援しよう」「会員を1名は増やそう」「職業倫理の醸成と職業奉仕の実践」を呼びかけます。焦点の環境は地球人の普遍的なテーマであることは勿論でありますが、昨夏、洞爺湖で世界の首脳が環境問題を論議した歴史的な地区内の事実から、これを取り上げました。人は等しく生きる権利がありますが、生きるために整備がされていない環境、また命の軽視など人については継続をもって活動をしなければならないと、 RIは呼びかけております。子どもは未来を持っていて、われわれはそれを拓く支援をしなければならいと基本的な考えをこのように整理をさせていただきました。

そらぷちキッズキャンプについては日本の20万人の子どもが難病と闘っています。彼らの多くは、病院と自宅を行き来するしか社会の体験が無いのです。彼らは「自然の中に出かける事が出来ない」のではなく「出かけて過ごす事が出来る施設がない」のです。彼らにとって、青空や風の中で、ゆったりとした時を過ごすことは夢でしかありません。そんな夢を実現するために、医師や看護師が常駐し、家族や仲間達の笑顔や歓声がいっぱいのそらぷちキッズキャンプが、すべてボランテイアの力で施設が出来つつあります。子ども達は、この明るく楽しいキャンプ体験を経て、来年も参加しようと願う希望や楽しみ、明日への夢を持ち、生きる希望と力に発展していくように、今、日本とアジアの子ども達のためのこのキャンプを、われわれ2510地区2009~2010年度は支援しようと提案いたしました。具体的には支援をする会員になる。個人で寄附をする。ドラッグストア協会加盟店、全国で約13000店にある募金箱、地区内クラブにおいて貰う募金箱で募金をする。施設に必要な物を作る。このキャンプの広報を担う。ボランテイアでキャンプに参加する等の支援を呼びかけます。

水の衛生確保と保健饑餓追放は、人の生きる権利を護ることでありその多くに関わるWCSを支援していくクラブを拡大することであり、RIが継続をしている重点事項であります。当地区もこれに応えて、クラブに支援を要請をするものです。

会員増強はクラブの維持、ロータリーの組織にとって必須のテーマです。会員1名の純増に努めて下さい。

職業倫理の醸成と職業奉仕の実践は更に、厳しい経済環境が続いていますが、このような時こそ職業の倫理を大切にすることによって、顧客に評価され、支持を受け従業員と共に生き残っていく経営に徹さなければならないと思うのであります。

これから1年間、取り巻く環境は更に厳しさを増していく状況でありますが、地区内クラブや会員のご理解とご支援を期しつつ、ガバナー補佐、地区委員長や役員と共に、地区運営に誠心努力をしてまいりますので宜しくお願いいたします。