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国際ポリオ・プラス活動ニュース

2510地区ポリオプラス委員会

 

野生型 ポリオ症例数

ポリオ 2016年
今年になって
2015年
同時期
2015年度
合計
麻痺が発生した
最後の年月日
常在国 パキスタン 13 29 54 2016年5月29日
アフガニスタン 6 8 20 2016年6月18日
非常在国 ナイジェリア 2 0 0 2016年7月13日
合計 21 37 74

※2016年8月24日現在

ナイジェリア 野生株による症例を2例確認


 8月11日、昨年常在国リストから除外されたナイジェリアにて、野生型ポリオウイルス(1型)の症例が2件確認されたと世界保健機関(WHO)により発表されました。
ナイジェリア政府は世界ポリオ撲滅推進活動(GPEI)と協力し、今回のポリオ発症に迅速に対応し、さらなる拡大を防ぐ構えです。
今回の症例は、紛争と深刻な栄養不良が続くボルノ州で確認され、子どもたちが危険にさらされていることを浮き彫りにしています。
ナイジェリア保健省は緊急の予防接種キャンペーンを開始しており、ボルノ州のアクセス可能な地域から活動を始めています。
今回の出来事は、すべてのロータリー会員、特に、この国でのポリオ撲滅に懸命に取り組んできたナイジェリアの会員にとって、とても残念なことです。
しかし、ロータリーは引き続き、ナイジェリアとアフリカを含め、リスクのあるすべての国の子どもをポリオから守るために、全力を尽くしていきます。 
(財団室ニュースより)