MENU

国際ポリオ・プラス活動ニュース

2510地区ポリオプラス委員会

 

野生型 ポリオ症例数

ポリオ 2016年
今年になって
2015年
同時期
2015年度
合計
麻痺が発生した
最後の年月日
常在国 パキスタン 7 20 54 2016年2月16日
アフガニスタン 2 1 20 2016年2月1日
合計     9 21 74  

※2016年3月30日現在

『GPEI最新 資金提供ニュース』

ビンタはナイジェリア北部カノ州のスマリア地域でお母さん達に説明しています。なぜ自分たちの村で母親であるビンタの話にお母さんたちが耳を傾てるのか?その理由は、ナイジェリアは野生ポリオの発生が見られなくなって1年半、野生ポリオによる麻痺の最後の子供がビンタの息子でした。ポリオ麻痺の子は他の子供と遊ぶことが出来ません。子供の未来は、どの兄弟よりも不確実です。

≪北海道のポリオ被害について≫
1960年日本では。ポリオが5600人を超える麻痺患者が発生し未曾有の大流行となりました。
北海道中央部では五月末から流行の兆をみせてて七月七日には、患者の数は前年の7倍の182人に達した。ワクチンも無い為以後の予防には殆ど決定的な決め手もなく鉄の肺も北海道全体でたった一台あるのみであった。
患者の発生は七月下旬で140人、さらに最盛期の8月初旬から9月初旬の間には613人が発病し、1日の平均発病は17人というすさまじさ。流行は秋になってもやまず、9月を過ぎても60人が発病した。ようやく冬の早い北海道の山野に雪化粧をみる11月中旬、総計1609人の患者と106人の死亡者の記録を残して小児マヒの影は消えました。
 
*ポリオ委員会より
北海道ポリオ大発生の模様や世界ポリオ現況等の卓話に伺います。ポリオ委員会まで御一報下さい

 
 
昭和35年にポリオが大流行したと言われる大夕張炭住街風景