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国際ポリオ・プラス活動ニュース

2510地区ポリオプラス委員会

野生型 ポリオ症例数

ポリオ 2015年

8月26日

2014年
同時期
2014年度
合計
麻痺が発生した
最後の年月日
常在国 パキスタン 29 117 306 2015年6月15日
アフガニスタン 8 8 28 2015年8月1日
ナイジェリア 0 6 6 2014年7月24日
常在国
以 外
ソマリア 0 4 5 2014年8月11日
赤道ギニア 0 4 5 2014年5月3日
イラク 0 2 2 2014年4月7日
カメルーン 0 5 5 2014年7月9日
シリア・アラブ共和国 0 1 1 2014年1月21日
エチオピア 0 1 1 2014年1月5日
世界合計 37 148 359

【ポリオ無発生をアフリカに】

2015年8月11日監視1年間史上初めてアフリカ大陸で野生ポリオの症例なし、ホーンと中央アフリカの最近の発生は停止しています。アフリカ最後のポリオ常在国ナイジェリアの報告例のない1年です。
1年間ポリオのない症例は素晴らしいものです。しかし、イエメン、ソマリア、南スーダン多くの他の地域には監視体制など重要な課題があるとDr.Hemantは警告しています。監視システムを強化し
予防接種キャンペーンのワクチンを最後の子供に届けることが欠かせません。
詳し内容は、下記アドレスを参照願います。
http://www.endpolio.org/docs/default-source/default-document-library/nigeriaday_toolkit-ja15_final.pdf?sfvrsn=2

【イエメンへポリオワクチンが届けられる】

イエメンは2001年以来ポリオから解放されています。しかし2013,2014年と政情不安が続き保健施設、保健センターの20%以上が閉鎖され、ワクチンを配布することが難しく、2015年ポリオ撲滅プログラムの課題が提起されていました。今回世界保健機関の人道的停戦によりラマダン最後の7月17迄の期間に、国内避難民など接触可能な50,000人に子供達に経口ワクチンを届けることが出来ました。

【私たち会員が寄付した資金はこの様に使われています Ⅱ】

GPEI(世界ポリオ撲滅推進活動)は、ポリオの予防には定期的に予防接種を高レベル(80%以上)で確保する必要性があり、発展途上国に経口ポリオワクチン接種を推奨しています。
大規模な予防接種キャンペーンとして、全国予防接種日、又は補足の予防接種活動を実施しています。更に何らかの理由で国境を横断する子供たちに対応する為、隣国同士が同時期に全国予防接種日を設定し、他国がアクセツしにくい場所など国境を越え隣国に入りワクチン接種を行います。監視活動として、15歳以下の子供の急性の麻痺が発生していないか、保険スタッフが定期的に医療機関を訪問しています。ポリオの発症かを判断するため、糞便標本をテストします。
ポリオウイルスを特定し、ウイルスの正確な遺伝子構造を決定し、正確な地理上の特定をすることにより、ポリオウイルスの広がり防ぎます。また下水のサンプル調査を行い体系的な環境の監視を行います。またターゲットを絞ったドアツードアの予防接種ポリオ掃討活動を実施しています。