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ナイジェリア ポリオのない 1年

ナイジェリアでは昨年7月24日以来1年間、野生ポリオウイルスによる症例が1件も報告せれておらず、この状態が9月まで続けば、世界保健機構(WHO)によってポリオ常在国から外され、残りパキスタンとアフガニスタンの2ケ国になります。

野生型 ポリオ症例数

2015年7月29日現在

ポリオ 2015年7月
更新時
2014年
同時期
2014年度
合計
麻痺が発生した
最後の年月日
常在国 パキスタン 28 102 306 2015年6月30日
アフガニスタン 5 8 28 2015年6月7日
ナイジェリア 0 5 6 2014年7月24日
常在国
以 外
ソマリア 0 4 5 2014年8月11日
赤道ギニア 0 5 5 2014年5月3日
イラク 0 2 2 2014年4月7日
カメルーン 0 3 5 2014年7月9日
シリア・アラブ共和国 0 1 1 2014年1月21日
エチオピア 0 1 1 2014年1月5日
世界合計   34 131 359  

【ポリオフリー】に向けた大きな前進

ナイジェリアはアフリカ大陸における最後の常在国ですが、7月24日で丸1年ポリオの発症例が確認されなかったことは、世界の「ポリオフリー」の実現に向けて大きな前進といえます。さらに8月11日には、アフリカ大陸最後のポリオ感染(ソマリア)から1年が経ちます。
アフリカは政情不安や僻地での予防接種の困難などを乗り越えてここまでたどり着きました。

こうした達成の裏には、ロータリアンに依る賢明な努力がありました。ロータリアンは、世界の子供達をポリオから守るために、一斉予防接種、寄付、募金活動、政府への支援の働きかけに於いて重要な役割を果たしています。

【世界ポリオデーに参加しましょう】

2015年10月24日(土)は世界ポリオデーです。ロータリーがポリオ撲滅を開始した1985年当時世界125カ国で毎年350,000人(その多くが乳幼児)がポリオに感染していました。それ以来、懸命な取り組みにより、感染者数は99%以上減少。予防接種によって感染の危険から免れた子供の数は、実に20億人以上に上がります。地区ホームページポリオプラス委員会において、ツールを掲載しています。
ダウンロードしてご利用ください。