[News2510-0659] ハイライトよねやま111号

(財)ロータリー米山記念奨学会ニュース
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★ ハ イ ラ イ ト よ ね や ま 111号 ★   2009年5月13日発行
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::今月のトピックス::
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1.寄付金速報 ― プラス幅が減少 ―
2.新年度スタート! ― 2009学年度は826人 ―
3.今年も日本の民間奨学団体として第1位に!
4.「夢をかたちに」のCD発行 ― 台中文心RC会長 王 飛龍さん ―
5.ソウルの仏教中央博物館で招待展を開催 ― 朴 善化さん ―

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1.寄付金速報 ― プラス幅が減少 ―
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4月までの寄付金は、前年同期と比べて5.07%増、約6,500万円の増加となりました。普通寄付金が1.13%減、特別寄付金が8.18%増と、依然として昨年実績よりもプラスで推移しているものの、先月末までの累計では前年同期比約8,800万円増であったのに対し、
約2,300万円減少しました。

4月末時点で普通寄付金の下期分をまだ納めていないクラブが45クラブあります(前年度48クラブ)。今年度も残りあと1カ月半です。
地区関係者の方々にもご協力賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

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2.新年度スタート! ― 2009学年度は826人 ―
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4月から新年度がスタートしました。今年の奨学生は826人(休学による延長者4人を含む)で、国籍・地域別では中国(46.4%)、韓国(13.2%)、台湾(6.3%)の順に多くなっており、アジア全体で95.7%を占めています。また、今年度は、ミクロネシア連邦、ガボン共和国、ルワンダ共和国からの留学生が初めて奨学生として採用されました。

各地区では第2820地区(4月5日)を皮切りに、オリエンテーションが開催されています。4月中旬~下旬の開催が最も多く、奨学生のために早めに開催する地区が年々増えています。
今年度から、奨学生レポートの提出月や、確約書の内容が変更されました。オリエンテーションでは奨学生としての義務や心構えを理解した上で確約書に署名してもらうよう、地区米山関係者の皆さまにはご指導をお願いします。

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3.今年も日本の民間奨学団体として第1位に!
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(財)助成財団センターが毎年実施している「日本の助成財団の現状 ― 2008年度調査結果 ―」が今年も発表されました。
ロータリー米山記念奨学会は「助成等事業費上位100財団」で昨年に引きつづき第5位、民間の奨学団体としては今年も第1位と
なっています。

■ 資料提供(財)助成財団センター
http://www.jfc.or.jp/
■ 助成等事業費上位100財団リスト
http://www.jfc.or.jp/bunseki/rank_grant.html

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4.「夢をかたちに」のCD発行 ― 台中文心RC会長 王 飛龍さん ―
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今月、創立2周年を迎える台中文心RCは、創立会員32名のうち8名を米山学友が占め、チャーター会長の郭錦堂さんに続き、第2代会長にも米山学友の王 飛龍さん(1984-87/東京工業大学大学院/東京神田RC)が就任。その王さんから、このたび一枚のCDが届きました。

このCDは、王さんと親しい台中大同RC会員の洪 泳泉氏が、今年度のテーマ「夢をかたちに」を元に作詞・作曲した曲に、王さんが日本語の歌詞を付け、自ら心を込めて歌い上げたものです。

米山学友が多数在籍することから、同クラブの例会には、日本からも多くのゲストが訪れます。日本からのゲストに何か記念品を差し上げたいとの思いから、日本語の歌詞をつけた今回のCD発行を思いつきました。「会員みんなが力を合わせて、私たちらしい贈り物ができたと思います。洪氏と相談して、次年度のテーマを題名とする曲も作ろうと約束しており、年度始めに中国語と日本語版を披露する予定です。これからも毎年、続けていきたいと思います」と、王さんは語っています。

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5.ソウルの仏教中央博物館で招待展を開催ツꀀ ― 朴 善化さん ―
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韓国出身の米山学友、朴 善化(パク・ソンハ)さん(2006-08/京都乙訓RC)は、京都市立芸術大学大学院で、文化財の保存修復を
専攻。米山奨学期間終了後も、世話クラブの京都乙訓RCが独自に奨学支援し、今春、念願の博士号を取得しました。

彼女がこれまでに制作した仏画模写を展示した招待展が、韓国三大名刹寺院に数えられる釜山の通度寺(トンドサ)内の聖宝博物館で、今年3月6日~4月11日の1ヶ月にわたり開催されました。
朴さんの作品は高い評価を受け、引き続きソウルの仏教中央博物館でも、5月13日~19日の7日間、招待展が開かれることになりました。同博物館は、韓国仏教文化財を一同に集めた国内最大の聖宝博物館で、そこでの招待展開催は大変な快挙です。

このニュースを知らせてくれた、朴さんの米山カウンセラーである山本敏彦氏(京都乙訓RC)は、「彼女はいまや当クラブの家族の一員です」と語り、釜山に続き、ソウルの招待展にも家族とともに訪れる予定です。

なお、朴さんの展覧会は、京都の「同時代ギャラリー」(京都市中京区)でも10月20日(火)~25日(日)の期間開催される予定です。機会があればぜひご覧ください。

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朴善化さんからのメッセージ
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今回の釜山とソウルでの展覧会は、私の9年間に及ぶ京都市立芸術大学大学院での模写・保存修復研究の成果として、40点の作品を展示したものです。

留学当初、韓国ではほとんど使わなかった岩絵の具と格闘しながら苦労して描いた作品や、原作の美しさに感動しながら朝から晩まで
無我夢中で模写制作をした作品など、描いたその時々の出来事が鮮明に思い出されます。こうして作品を並べて見ると、「本当に、たくさん描いたものだ」と、我ながら感心するとともに、この展覧会開催に至る留学生活の基盤を支えて頂きましたロータリー米山記念奨学会とロータリアンの皆さまにあらためて感謝申し上げます。

今後は、これまで学んできた保存修復や仏画制作に関わる技術や知識を、母国韓国で活かせるよう努力してまいります。
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以上

内容は、下記(財)ロータリー米山記念奨学会のホームページからご覧下さい。
http://www.rotary-yoneyama.or.jp/r_member/highlight/highlight111.html

印刷する場合は、下記pdf版を表示して印刷して下さい。
(とじ代があること、ページ数が少ないなどの利点があります)
http://www.rotary-yoneyama.or.jp/r_member/highlight/img/highlight111_pdf.pdf

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下記のページから【無料】でダウンロードできますのでぜひどうぞ。
http://www.adobe.co.jp/products/acrobat/readstep2.html

ただし、WindowsXP以外、MACなどのOSをお使いの方はこちらから。
ダウンロード手順のページ
http://support.adobe.co.jp/faq/faq/qadoc.sv?2464+001

(財)ロータリー米山記念奨学会 http://www.rotary-yoneyama.or.jp/

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