[News2510-0608] ハイライトよねやま104号

(財)ロータリー米山記念奨学会ニュース
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★ ハ イ ラ イ ト よ ね や ま 104号 ★  2008年10月10日発行
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::今月のトピックス:: 
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1.寄付金速報 ―10月は米山月間―
2.米山奨学生が得たもの、生かしたもの
    ―東京RCでフォーラム開催―
3.陶芸家の米山学友、張 義明さんが大阪で個展開催
4.米山のポスター、バナーをご活用ください!

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1.寄付金速報 ― 10月は米山月間 ―
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9月までの寄付金は、前年同期と比べて1.0%増、約350万円の増加となりました。普通寄付金が1.5%減、特別寄付金が4.4%増と、先月に続いて前年同期比がプラスのまま推移しています。

10月は米山月間です。10月から12月までの3カ月間は、1年間の特別寄付金の約半分をご送金いただいている重要な時期です。米山記念奨学事業に関わる皆様には、新ビデオ「すばらしい贈り物」(DVD)などをお使いになり、当会事業に対するロータリアンのご理解を深めていただきますよう、広報活動へのご協力もよろしくお願い申し上げます。

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2.米山奨学生が得たもの、生かしたもの
    ― 東京RCでフォーラム開催 ―
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10月の「米山月間」は、米山記念奨学事業について理解を深めるためのさまざまなプログラムが各クラブで催されています。
当事業の前身である「米山基金」を始めた東京RCでは今年、黒川光博会長による「先頭に立って米山記念奨学事業を支援しよう」という方針のもと、今月1日、3人の米山学友をパネリストとする
クラブ・フォーラムを開催。
“奨学生が得たもの生かしたもの”をテーマに各学友が語った後、会場との質疑応答などが約90分にわたって行われました。
終了後、参加会員からは、「奨学事業を再認識できて大変良かった」との声が寄せられました。
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姫軍さん(中国):北京で弁護士として活躍(世話クラブ:東京臨海RC)
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「米山奨学金の特色は、お金だけではない“心のつながり”であり、人を育てるプログラムであること。夢をもって働くことの大切さは、ロータリーから学んだ。だから私も、働くみんなが夢を実現できる事務所をつくりたいと、北京で開業した。これまで成し遂げてきたことは、“姫だからできた”のではなく、東京臨海RCの皆さんがそこまで私を育ててくれた」
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鄭 企娟さん(韓国):WFWP女子留学生日本語弁論大会で準優勝
 (世話クラブ:浦和東RC)
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「奨学生の時に病に倒れ、再生不良性貧血と診断された。一時は余命宣告も受けたが、生きる意味を求めて、日本での勉学を続けることにした。この間、ロータリアンをはじめ、多くの方々に支えていただいた。これからは人のために生きたいと思う。大学の教育者になることを目指して博士課程で勉強中だが、いつかは発展途上国の子どもたちの教育に携わりたい」
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アブディン,モハメド・オマルさん(スーダン):
 母国の視覚障害者を支援 (世話クラブ:東京国立白うめRC)
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「世話クラブでは、仕事で忙しいロータリアンが、時間とお金と労力を使って奉仕を実践する姿に感動した。私も負けられないと奮起して、今年3月、スーダンの視覚障害者を支援するNPO法人を立
ち上げた。学生である私に直接の恩返しはできないが、教育環境が整っていない母国の視覚障害者のために何かをすることが、皆さんの期待でもあり、私の責務だと思っている」

なお、このフォーラムに先立つ東京RCの例会では、姫さんが『米山奨学会と私の人生』と題し、卓話を行いました。北京大学在学中に民主化運動に関わったことで、進学や就職の一切の道を閉ざされ、失意の底にあった姫さんは、ようやくパスポートの取得が認められると、日本に留学。夢を失っていた自分に、再び夢と希望を見いだせるようにしてくれたのは、米山記念奨学金と世話クラブのロータリアンからのサポートであったといいます。「今、ひとかどの人間となってここにいる自分は、皆さんの“成果”です」と力強く結び、ロータリアンの感動を呼びました。

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3.陶芸家の米山学友、張 義明さんが大阪で個展開催
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台湾出身の米山学友で、和歌山県龍神村にアトリエを構える陶芸家、張 義明さん(1997-99年/和歌山城南RC)が今秋、大阪で個展を開きます。陶芸への情熱で交通事故の後遺症を克服し、創作活動に真摯に取り組む張さんは、母国・台湾の国立大学美術館や県立博物館で個展を開くなど、新進気鋭の陶芸家として活躍をしています。季節はまさに“芸術の秋”。ご興味のある方は、ぜひお出かけください。

 作陶10周年記念
 張 義明 造形陶芸展
 森羅万象 —響きあう命—

 会期:10月14日(火)~10月26日(日)11:00~19:00
   (最終日17:00)
 場所:「海岸通ギャラリーCASO」
    (地下鉄中央線「大阪港」駅から徒歩5分)

<張 義明さんからのメッセージ>
『今回の展覧会は、陶芸を始めて10年になるのを機に、今まで支えてくださった方々への感謝の気持ちを込め、陶芸を通したご恩返しのつもりで、子供からご高齢の方、目が不自由な方などにも陶芸に親しんでいただけるよう企画しました。実際に手で触れていただける作品も展示し、作品解説や陶芸体験などのワークショップも開きます。私たちと原点を同じくする大地から生まれた生命である陶を通して、静寂の中にある生命の息づかいを感じてください』

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4.米山のポスター、バナーをご活用ください!
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米山のポスター、バナーをご覧になったことはありますか?
今年度のポスターは、全国のガバナー事務所へ10月1日付で送付しています。従来よりもサイズが小さく、掲示しやすくなりました。

ご希望があれば、在庫がある限り無料で送付いたします。また,バナーについても、今年度より無料でお貸しいたします。
ぜひ、地区大会や米山関係のセミナーなどでお使いください。

【ポスター】A2サイズ(594×420mm)×2枚組※なくなり次第終了
【バナー】2セットあり。貸し出し無料、予約優先。
 1.グリーン(幅1,200×高さ1,800mm×3枚セット)
 2.ブルー
 (幅1,200×高さ1,800mm×3枚 + 幅600×高さ1,800mm×1枚
  計4枚セット)

お申込・お問い合せは、TEL:03-3434-8681 広報担当まで 

** お知らせ **
『ロータリーの友』10月号の“よねやまだより”は、当会広報委員の小野哲パストガバナーと米山学友との対談を含む5ページの拡大号!ぜひご覧ください!
以上

内容は、下記(財)ロータリー米山記念奨学会のホームページからご覧下さい。
http://www.rotary-yoneyama.or.jp/r_member/highlight/highlight104.html

印刷する場合は、下記pdf版を表示して印刷して下さい。
(とじ代があること、ページ数が少ないなどの利点があります)
http://www.rotary-yoneyama.or.jp/r_member/highlight/img/highlight104_pdf.pdf

pdfファイルの内容を見るためにはアドビリーダーが必要です。
下記のページから【無料】でダウンロードできますのでぜひどうぞ。
http://www.adobe.co.jp/products/acrobat/readstep2.html

ただし、WindowsXP以外、MACなどのOSをお使いの方はこちらから。
ダウンロード手順のページ
http://support.adobe.co.jp/faq/faq/qadoc.sv?2464+001

(財)ロータリー米山記念奨学会 http://www.rotary-yoneyama.or.jp/

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送信者:地区IC委員会 石坂 仁(函館五稜郭RC)
地区ホームページ:http://www.ri2510.gr.jp/
アドレス変更・配信停止:http://www.ri2510.gr.jp/news2510_01.html
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