News2510-0561] ハイライトよねやま99号

(財)ロータリー米山記念奨学会ニュース
………………………………………………………………………
★ ハ イ ラ イ ト よ ね や ま 99号 ★ 2008年5月14日発行
………………………………………………………………………
::今月のトピックス::
——————
1.寄付金速報 ― 再び前年同期比より増加 ―
2.米山奨学生の博士号取得状況
3.日本の民間助成財団で今年も第1位に!
4.ラオスの子どもたちの読書推進活動に貢献
―チャンタソン・インタヴォンさん―
5.ミャンマーのサイクロン、四川省の大地震へのお見舞い

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1.寄付金速報 ― 再び前年同期比より増加 ―
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
4月までの寄付金は、前年同期に比べて0.4%増、約470万円の増加です。普通寄付金が0.7%減、特別寄付金は0.9%増と再び増加へと転じました。

4~6月は毎年、クラブ創立記念特別寄付が多くなります。
4月も25クラブから合計539万円のご寄付をいただきました。
10万円以上ご寄付をされたクラブには記念の盾をお贈りしておりますので、是非ともご協力ください。

また、4月末時点で普通寄付の下期分をまだ納めていないクラブが48クラブあります。(前年度66クラブ)今年度も残りあと1カ月半です。地区関係者の方々もご協力賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

【速  報!】5月12日、都内で開催された第1回ロータリー日台親善会議で、台湾から参加した蔡 衍榮氏(台北仁愛RC)から300万円の特別寄付金をいただきました。また、同日に開催された東京白金RC(旧東京五反田RC)の創立15周年記念式典において、奇しくも同じ300万円がクラブ創立記念特別寄付金として贈られました。心より感謝申し上げます。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2.米山奨学生の博士号取得状況
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
今年も卒業式を終えた米山学友から、博士の学位を取得したとの嬉しい報告が届いています。2007学年度(2007年4月~2008年3月)に博士号を取得した米山学友は58人、これまでの累計は3,051人です(5月9日現在)。博士号取得者には、米山記念奨学会からお祝いの腕時計をお贈りします。世話クラブ・カウンセラーの皆様からも是非ご報告いただきますようお願い申し上げます。

米山奨学生・学友が博士号を取得したら「学位記」か「学位取得証明書」を世話クラブ経由で米山奨学会へFAXしてください
(FAX:03-3578-8281)。
既に学友となっている方も対象です。
※ただし、国内のみの発送となります。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
3.日本の民間助成財団で今年も第1位に!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
(財)助成財団センターが毎年実施している「日本の助成財団の現状 ― 2007年度調査結果 ―」が今年も発表されました。

ロータリー米山記念奨学会は「助成等事業費上位100財団」で第5位と、昨年の3位から後退したものの、民間財団では今年も第1位となっています。

■ 資料提供 (財)助成財団センター

http://www.jfc.or.jp/
■ 助成等事業費上位100財団リスト

http://www.jfc.or.jp/bunseki/rank_grant.html

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
4.ラオスの子どもたちの読書推進活動に貢献
―チャンタソン・インタヴォンさん―
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
米山学友のチャンタソン・インタヴォンさん(ラオス/1983-86年/東京銀座RC)は、26年前に「ラオスの子供に絵本を送る会」を立ち上げました。現在はNPO法人「ラオスのこども」となり、ラオスでの絵本や児童書の出版、学校図書室の整備、教員や教員を目指す学生への研修を通じた読書習慣の普及などに取り組んでいます。その活動はラオスの教育省をも動かし、教員養成学校のカリキュラムに読書推進活動が導入されるまでになっています。

このたび、「ラオスのこども」の長年にわたる活動が国際的に認められ、青少年の読書推進活動に貢献している市民団体に贈られるIBBY・朝日国際児童図書普及賞を受賞しました。授与式は、9月9日、デンマーク・コペンハーゲンで行われます。

「この賞をいただくことができたのは、多くの日本人とラオス人のスタッフや支援者の皆さんのすばらしい協力のお陰です。とても光栄に思います」とチャンタソンさん。米山奨学生時代、東京銀座RCで、日本の経済界のトップの方々と接し、事業経営精神や奉仕精神を学んだことが、現在の活動に大いに役立っていると言います。今後の抱負については、次のように語ってくれました。

「これまでいろいろな活動に取り組んできましたが、NGOの活動だけでは全国の状況を改善することはできませんので、これからのことを一緒に考えていける次世代のリーダー育成に、残りの人生を賭けて取り組みたいと思っています。既存の教育機関には期待できないため、自分で私立学校を作って、ラオスの地方の若者、特に少数民族の若者を教育したいと考えています。彼らには、自分たちのアイデンティティを形成させ、自分たちの村や民族の将来を考えてもらえるように教育するつもりです。今まで、通訳として働いてコツコツ貯めたお金でヴィエンチャン郊外に学校用地を準備しましたが、私一人では建物を建てる資金がなくてなかなか始められませんので、ぜひとも皆さんにご協力いただければと思います」

●「ラオスのこども」の活動については、こちらをご覧ください
==> http://deknoylao.org/

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
5.ミャンマーのサイクロン、四川省の大地震へのお見舞い
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2日夜からミャンマーを直撃した大型サイクロンにより、最大都市ヤンゴン(旧首都)をはじめとする各地では深刻な状況が続いています。

事務局では、ミャンマー出身の米山奨学生・学友101人のうち、メールアドレスが登録されている70人へお見舞いのメールを発信しました。12日現在、18人から感謝を込めた返信がありましたが、中には「現地と連絡がとれない」と不安をのぞかせる内容のメールもありました。ミャンマー
在住学友からの応答はまだありません。

また、12日に中国・四川省で発生した大地震についても、同省出身あるいは在住の米山奨学生と学友69人のうち、メールアドレスが登録されている53人へ安否確認のメールを出しました。

被災地出身、もしくは在住する米山奨学生・学友がいましたら、どうぞ温かい励ましの言葉をかけて下さいますようお願いいたします。

以上

内容は、下記(財)ロータリー米山記念奨学会のホームページからご覧下さい。
http://www.rotary-yoneyama.or.jp/r_member/highlight/highlight99.html

印刷する場合は、下記pdf版を表示して印刷して下さい。
(とじ代があること、ページ数が少ないなどの利点があります)
http://www.rotary-yoneyama.or.jp/r_member/highlight/img/highlight99_pdf.pdf

pdfファイルの内容を見るためにはアドビリーダーが必要です。
下記のページから【無料】でダウンロードできますのでぜひどうぞ。
http://www.adobe.co.jp/products/acrobat/readstep2.html

ただし、WindowsXP以外、MACなどのOSをお使いの方はこちらから。
ダウンロード手順のページ
http://support.adobe.co.jp/faq/faq/qadoc.sv?2464+001

(財)ロータリー米山記念奨学会 http://www.rotary-yoneyama.or.jp/

———————————————————————-
送信者:地区IC委員会 石坂 仁(函館五稜郭RC)

地区ホームページ:http://www.ri2510.gr.jp/
アドレス変更・配信停止:http://www.ri2510.gr.jp/news2510_01.html
News2510 Back Number=IC委員会HP:http://rid2510.org/icc/