[News2510-0835] ハイライトよねやま130号

(財)ロータリー米山記念奨学会ニュース
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★ ハ イ ラ イ ト よ ね や ま 130号 ★ 2010年12月13日発行
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::今月のトピックス::
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1.寄付金速報 ― 単月では過去10年で最低 ―
2.ガバナーエレクト・次期地区米山委員長の合同セミナー開催
3.留学生対象の就職相談会を開催 ―東京米山友愛RC―
4.米山学友が韓国ソウルRCの会長に就任

【重要なお知らせ】
・税制上の優遇措置について
・年末年始の休業について

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1.寄付金速報 ― 単月では過去10年で最低 ―
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11月までの寄付金は前年同期と比べて4.3%増、約2,600万円の増加
となりました。普通寄付金が0.3%増、特別寄付金が6.4%増と、
普通・特別寄付金とも増加のまま推移しています。しかし単月で
比較しますと、直近10年の間で一番低い数字となりました。

12月は例年であれば特別寄付金が一番多く納入される月です。今年
も残りわずかとなりましたが、多くの留学生を支援するために引き
続きご協力賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

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2.ガバナーエレクト・次期地区米山委員長の合同セミナー開催
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今年で7回目となるガバナーエレクト・次期地区米山記念奨学委員
長合同セミナーが12月8日・9日、都内で開かれました。1日目は、
2011-12年度のガバナーおよび地区米山委員長を対象とし、米山奨学
事業の意義を実感していただき、理解を広げる成功事例が紹介され
ました。2日目は地区米山委員長を対象に、寄付増進につなげるため
のより実践的な情報交換がなされました。また、1日目夕方は、
田中作次RI会長ノミニーを迎えての懇親会が開かれました。

【近藤RI理事による基調講演】
米山奨学事業の創立から歴史を振り返るとともに、近年、巣立った
学友が各国でロータリークラブを創立するなど、成果が次々と花開
いており、日本のロータリーにとって最も誇るべき活動であると強
調されました。

【現地採用奨学生の卓話】
現在、制度見直し中の「現地採用奨学金」三期生のチャン・ティ・
フウン・トゥイさん(ベトナム/2009-12/横浜南RC)が登壇し、
自身の生い立ちや現地採用で日本に留学することができた喜びを語
り、感謝の気持ちを述べました。

【フォーラム】
・どんな奨学生を採用したか、どう育ってくれたか
(第2750地区元米山委員長 関博子氏)
・奨学生をお客様扱いしないことのすすめ
(第2770地区元米山委員長 恵川一成氏)
・個人平均寄付額11%増の工夫
(第2700地区米山委員長・理事 安増惇夫氏)
・個人平均寄付額3万円超えの寄付文化を探る
(第2590地区米山委員長 鈴木憲治氏)

【1日目その他のプログラム】
長年日本語教師をつとめ、留学生事情に詳しい磯田郁子氏(第2660
地区米山委員長)は、「留学生受け入れの実情とロータリアンが望
む奨学生とのギャップ」と題し、“中国人はもう裕福だから採用す
る必要がない”、“奨学期間が終わったら連絡がない”といった声
に対する持論を展開。また、坂下事務局長から、2012年より試行予
定の海外応募者対象奨学金、公益法人改革についての説明がなされ
ました。懇親会では、事業理解を目的とした米山○×クイズが行わ
れ、好評を得ました。

【2日目地区委員長セミナー】
仁田一也副理事長の「寄付増進の第一歩を考える」と題した講演の
あと、参加者全員が4グループに分かれ、「地区の実情および寄付
増進の第一歩を考える」をテーマにグループディスカッションが行
われました。つづいて金子千侍副理事長が「知的国際貢献型奨学事
業の意義」について述べたあと、最後に活発な質疑応答がなされま
した。

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3.留学生対象の就職相談会を開催 ―東京米山友愛RC―
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米山学友を中心に設立された国内初のロータリークラブ、東京米山
友愛RCが11月27日、初の本格的な奉仕活動として、外国人留学生
対象の就職相談会を開催しました。会場となった電気通信大学の学
生や首都圏の大学・大学院に通う米山奨学生・学友など、就職を控
えた37人の留学生が参加。日本で就職した米山学友らもボランティ
アで協力し、会員とともにグループディスカッションに加わって、
学生たちからの相談や質問に応じました。

参加した学生からは、「いろいろなアドバイスが聞けてとても良か
った」「進学か就職か迷っていたが、解決できた」「就職活動に
おいて留学生ならではのアピールポイントが役に立った」と好評で、
次回開催要望の声が多く聞かれました。

この企画の発起人で同クラブ会員のワンマニ・チャンニャケムさん
(ラオス/2006-08/東京府中RC)は、「自分自身、学生の時に
欲しかった企画でした。これからも学生と社会人の先輩との出会い
の場をつくり、考えるきっかけを提供していきたい。留学生への
支援は、いろいろな国籍、留学経験をもつメンバーが集まるこの
クラブならではの奉仕活動。クラブ独自の強みを生かし、さらに
発展することにもつなげていきたい」と語りました。

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4.米山学友が韓国ソウルRCの会長に就任
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1927年、韓国で最初に創立されたソウルRCは、ソウルで唯一、
英語を公用語とする国際色豊かなクラブです。今年7月、このクラ
ブの会長に、米山学友の白哲鎬(ペク・チョルホ)さん(1989-91/
横浜鶴見西RC)が就任。白さんは、鶴見大学歯学部博士課程在学
中に米山記念奨学生となり、91年に学位取得。現在は矯正歯科医院
院長として活躍しています。
【『友』1月号よねやまだよりにも同記事を掲載します】

《白さんからのメッセージ》
「奨学金がなかったら、留学生活は大変苦しかったことでしょう。
今も感謝の気持ちでいっぱいです。ロータリアンとして、恵まれ
ない人々や貧しい国への奉仕プロジェクトに励むことで、その恩
返しをしたい。日本のクラブとの活発な交流も目指しています。
韓国出張の際は、ぜひソウルRCにお立ち寄りください!」

★重要なお知らせ★
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●税制上の優遇措置について
ロータリー米山記念奨学会へ寄付(特別寄付・普通寄付)をすると、
所得税の税制優遇が受けられます(要確定申告)。年間2,000円以
上の特別寄付をした方は、来年1月末までに申告用領収書をクラブ
経由でお送りします。12月30日(木)入金分までが対象です。また、
普通寄付分の申告用領収書は、申請のあったクラブへ順次発送して
います。2つの領収書は合算してお使いいただけます。

●年末年始の休業について
米山記念奨学会事務局は、12月28日(火)~1月5日(水)の間休業
させていただきます。
来年は、1月6日(木)より通常業務となります。よろしくお願い
いたします。

今年も1年間ありがとうございました。
皆さまにとって新しい1年が輝く年になりますように。
事務局スタッフ一同

以上

内容は、下記(財)ロータリー米山記念奨学会のホームページからご覧下さい。
印刷する場合も下記PDF版を表示してから印刷してください。
(とじ代があること、ページ数が少ないなどの利点があります)
http://www.rotary-yoneyama.or.jp/summary/pdf/highlight130_pdf.pdf
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送信者:地区IC委員会 石坂 仁(函館五稜郭RC)

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