[News2510-0782] ハイライトよねやま124号

(財)ロータリー米山記念奨学会ニュース
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★ ハ イ ラ イ ト よ ね や ま 124号 ★ 2010年6月15日発行
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::今月のトピックス::
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1.寄付金速報 ― 今年度残り1カ月、達成厳しく ―
2.理事会・評議員会開催報告 ― 2010年度事業計画・予算決定 ―
3.東京米山友愛RCの加盟認証状伝達式が開催されました
4.韓国米山学友会が再スタート!

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1.寄付金速報 ― 今年度残り1カ月、達成厳しく ―
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5月までの寄付金は12億1,850万円です。前年同期と比べて11.9%減、
約1億6千万円の減少となりました。普通寄付金が2.5%減、特別寄
付金が16.0%減と、依然として厳しい状態です。

今年度も残りあと1カ月を切りました。奨学生800人支援に必要
な目標額14億5千万円に対し、まだ2億3千万円が不足しています。
今期の普通寄付金を納入されていないクラブはお早めにご送金くだ
さい。普通寄付金・特別寄付金ともに6月30日(水)当会口座入金
分までが今年度の寄付実績となります。入金が7月1日(木)以降に
なった場合は来年度の寄付となります。
ぜひとも今年度最後のご協力をよろしくお願い申し上げます。

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2.理事会・評議員会開催報告 ― 2010年度事業計画・予算決定 ―
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6月2日に2009年度第2回評議員会、翌3日に2009年度第3回理事会が、
それぞれメルパルク東京(東京都港区)にて開催されました。

《評議員会》
全国から48名の評議員と、常務理事、監事および島津久厚名誉理事
長の11名が出席。議長には、互選によって多田 宏評議員(第2580
地区ガバナー)が選出されました。

【主な評議員会決議】
a. 理事補欠選任:第2610地区前山正一理事の辞任に伴い、津田達
雄氏が補欠選任された。
b. 2010年度事業計画案および収支予算案、2010年度奨学資金特別
積立財産取崩:それぞれ原案通り承認された。

評議員会では、「ホームページを活用して海外の学友に情報発信し、
ホームカミング制度を一層推進してほしい」「選考において日本語
能力を重視し過ぎているのでは」などの意見が出されました。
また、現地採用奨学金の試行結果や、公益認定に向けての進捗状況
などについての質疑応答がありました。

《理事会》
理事30名と監事3名および島津久厚名誉理事長が出席し、議長の板橋
敏雄理事長の進行のもと、評議員会の承認を得た上記bが理事会でも
承認されたほか、以下が決定されました。

【主な理事会決議】
a. 2010年度評議員選出:各地区から推薦された68名の評議員を選
任。
b. 2011学年度奨学生採用数:寄付金収入の低迷から、目標額14億
5,000万円の達成は困難な状況であるが、前年度に引き続き奨学生採
用数を800名とすることを決定。同時に奨学事業の意義と重要性を
更に広報し寄付への呼びかけを各地区に依頼することとした。

理事会では、「次年度は特別積立財産を取り崩すが、資金集めに
ついて真剣に考える時期に来ているのでは。われわれ理事の役割に
ついて具体的に考えていきたい」との発言を皮切りに、各理事が寄
付増進の具体策や問題点について活発な意見交換を行いました。

なお、両日とも会議開始前に、東京米山友愛RCの創立会員である
張旭梅(ちょう きょくばい)さん(中国/2005-06/東京広尾RC)
がスピーチしました。「ロータリーと出合って人生が変わった。会員
となってからはロータリアンに対する理解がさらに深まり、少しずつ
成長している自分がいる。これからクラブのメンバーとともに、学友・
奨学生とロータリー、そして、日本とそれぞれの出身国との懸け橋と
なるよう頑張りたい」と述べ、大きな拍手が贈られました。

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3.東京米山友愛RCの加盟認証状伝達式が開催されました
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東京米山友愛ロータリークラブの国際ロータリー加盟認証状伝達式
が5月30日、都内で開催され、同地区のロータリアンをはじめ、全
国から400人以上が参加しました。国内で初めて米山学友を中心に
設立されたこのクラブは会員数29名(うち米山学友18名)、平均年
齢37歳、学友以外の会員も在日外国人や留学経験のある日本人で構
成され、合わせて19もの言語が話せるという国際色豊かなクラブで
す。

関 博子特別代表(東京世田谷中央RC会長)の点鍾で式典が始まり、
設立経過報告、会員紹介のあと、バグパイプ奏者の先導で、黒田RI
理事、加盟認証状を捧げ持った学友がスポットライトに照らされなが
ら入場。壇上にて黒田RI理事から久邇ガバナーへ、そして楊錦華
(よう きんか)クラブ会長へ加盟認証状が手渡されました。

楊会長は、「私たちは、助けを必要とする人々の力になりたいという
友愛の精神を持ち、世界の懸け橋となるような活動を目指している。
会員の若さや国籍の多様さを活かして、奉仕の理想に根差した活動を
積極的に進めていきたい」と、決意を語りました。

第2部では、中国米山学友会初代会長・姫軍(き ぐん)さん(1995-97/
東京臨海RC)が特別記念講演を行いました。「若い彼らが果たして
クラブを運営していけるのかと、祝福と同時に心配する気持ちもある
でしょう。しかし、必ずできます!」と、力強く断言。中国学友会
華北分会副会長の嘉木揚凱朝(ジャムヤン・カイチョウ)さん
(1995-97/名古屋大須RC)と共に、著名な書道家に揮毫を依頼
したという「敬天愛人」と書かれた書軸を掲げながら、「ロータリー
と出合ったことは天命。自分のためだけに生きるのではなく、ここに
いるロータリアンのように、社会奉仕の精神をもった人間になること
を目標とし、今後の長く困難な道のりを一歩一歩進むことができれば、
きっと成功するはず」と結び、万雷の拍手が贈られました。

第3部の祝宴は、ロータリー財団管理委員の田中作次氏、元国際ロー
タリー理事の服部禮次郎氏、米山学友で駐日アフガニスタン臨時代理
大使のバシール・モハバット氏(1982-83/名古屋清須RC)らが祝辞
を述べました。歓談後は、ペンライトが揺れる幻想的な雰囲気のなか、
「We are the World」の大合唱で幕を閉じました。

※7月上旬、米山記念奨学会ホームページで当日の模様を動画(15分)
で公開予定です。
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4.韓国米山学友会が再スタート!
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韓国学友会の2010年度定期総会が5月28日、韓国ソウル市内で開催
され、元国際ロータリー理事の蔡熙秉(チェ・ヒビュン)氏をはじめ、
韓国学友77人、日本からは板橋理事長を含むロータリアン4人が参加
する盛大な会となりました。

総会では新役員が紹介され、これまで長年学友会長を務めた安熙道
(アン・ヒドゥ)さんに代わり、2009年の韓日親善会議でスピーチを
行った柳京子(リュウ・キョンジャ)さん(第3650地区ニューソウル
RC会員、1981-83/北茨城RC)が新会長に就任し、3人の副会長
も決まりました。これまで低調だった韓国学友会が活動を再開し、
今後は総会の定期的開催、ホームページの開設、地域別支部の設置
など積極的な活動を展開する予定です。(事務局長 坂下博康)

以上

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(とじ代があること、ページ数が少ないなどの利点があります)
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