[News2510-0751] ハイライトよねやま121号

(財)ロータリー米山記念奨学会ニュース
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★ ハ イ ラ イ ト よ ね や ま 121号 ★ 2010年3月12日発行
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::今月のトピックス::
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1.寄付金速報 ― 下半期の寄付状況 ―
2.国内初!米山学友を中心としたクラブが誕生します
3.学友から10万円の寄付
4.外務省"元日本留学者の集い"で、学友が里帰り
5.米山奨学生・学友の写真展を開催 ― 伊丹有明RC ―
6.ホームカミング制度で深まる絆

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1.寄付金速報 ― 下半期の寄付状況 ―
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2月までの寄付金は、前年同期と比べて13.8%減、約1億7千万円
の減少となりました。普通寄付金が1.9%減、特別寄付金が20.0
%減と先月の状況とほぼ変わりありません。

今月は各地でPETSが開催され、来月には地区協議会が開かれま
す。各ガバナー・エレクト事務所様宛てに、米山部門セミナー資料
をPETS用には2月中旬に、地区協議会用には3月末までに送付
予定ですので、ご担当者の方は当会の事業内容をご理解いただける
よう、ご説明ください。

また、このように寄付が伸び悩む中、例会の食事を節約して寄付を
捻出しているクラブもあります。少額でも構いませんので、当会へ
の寄付のご協力をよろしくお願い申し上げます。

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2.国内初!米山学友を中心としたクラブが誕生します
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国際ロータリー第2750地区(東京)で、米山学友を中心に設立され
るクラブ、東京米山友愛ロータリークラブ【特別代表:関 博子氏
(東京世田谷中央RC会長)、スポンサークラブ:東京世田谷中央
RC】の創立総会が2月11日、都内で開催されました。

2月11日現在の創立会員22人のうち米山学友は14人、日本人会員も
留学経験のある人が多く、非常に国際色が豊かで、平均年齢37歳と
いう新世代中心のクラブです。
当日は、クラブ定款・細則の採択、理事役員の選出、国際ロータリー
の加盟申請が行われました。黒田正宏RI理事、久邇邦昭ガバナー、
板橋敏雄米山記念奨学会理事長らの祝辞を受け、会長に就任する
楊錦華(ようきんか)さんは、
「責任の重さを痛感している。奨学生時代からロータリアンの姿を
見て、いつか恩返しをして、自分も人々の力になりたいと考えていた。
奉仕の理想に根ざした活動を積極的に進めていきたい」
と、決意を語りました。
5月30日(日)には、都内でチャーター・ナイトが開催される予定です。

★チャーター・ナイトのお問い合わせは東京世田谷中央RC事務局
(TEL:03-3403-8071)まで

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3.学友から10万円の寄付
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福岡県の大手住宅地図メーカーに勤める米山学友の劉 平(リュウ
ピン)さん(中国/1997-98/宗像RC)が、今年1月に開催された
九州学友会新年会の席上で「感謝の気持ちを表したい」と、米山
奨学会へ10万円の寄付を申し出てくれました。
劉さんのカウンセラーであり、彼女との出会いによって
「退屈だったロータリー観が変わった」と語る安増氏(ロータリー
米山記念奨学会理事・地区米山記念奨学委員長)にお話を伺いました。

【安増氏のコメント】
以前は、中国・韓国からの留学生に対する感情はネガティブだったし、
彼等への奨学金制度にも懐疑的でした。
暇つぶしで引き受けたカウンセラーでしたが、劉さんのひたむきな
勉学心と真面目さ、日本人を理解し好きになろうとする心、そして
福岡に住む同胞が困っている時に世話をする多くの事例を見ている
うちに、「米山奨学事業の素晴らしさ」を見出し、クラブ会長を終え
た年に地区米山委員に自薦しました。米山の趣旨に応えてくれた
留学生に出会ったことが私を「米山ファン」に変えました。

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4.外務省"元日本留学者の集い"で、学友が里帰り
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外務省主催の“元留学者の集い”は、母国で活躍する元日本留学生
を約一週間招へいし、現在の日本への認識と絆を深めてもらうプロ
グラムです。その今年度招待者の一人として、母国インドでソフト
ウェア開発会社を経営し、日本語通訳としても活躍する米山学友の
ルチ・ネタニさん(1993-95/熊本RC)が来日。
2月22日に東京で開かれた歓迎レセプションでは、流暢な日本語と
親しみにあふれた笑顔で
「米山奨学金の支援が無ければ、進学をあきらめて帰国していた。
今でも深く感謝していて、直接お礼の言葉を伝えられる機会を探して
いました」と語ってくれました。

今回のプログラムの一環で、十数年ぶりに熊本に里帰りするのを機に、
2月26日には世話クラブの熊本RCの例会を訪問し、お世話になった
ロータリアンとの旧交を温めました。

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5.米山奨学生・学友の写真展を開催 ― 伊丹有明RC ―
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第2680地区の伊丹有明RCでは、初の試みとして、地区内の米山
奨学生・学友の写真展を計画。発案者は、同クラブの米山カウン
セラー・青木靖夫氏です。カメラが趣味であることから、奨学生
たちに写真の楽しさを味わってもらい、新たな交流のきっかけに
してもらおうと、この企画を思いつきました。地区米山記念奨学
委員会も協力して、9月から作品の募集を開始。見込みよりもはるか
に少ない応募の出足に苦戦したものの、ようやく11人から16点の
作品が集まりました。

これらの作品は、IMに合わせて伊丹シティホテルのロビーに2月6日
から5日間飾られたほか、2月27日・28日に開催された第2680地区の
地区大会でも展示されました。多くのロータリアンが足を止めて作品
を鑑賞し、地区大会に参加した奨学生や学友も写真の話で盛り上がる
など、「お互いの交流を深めるきっかけに」という目的を果たせた
ようです。

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6.ホームカミング制度で深まる絆
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2年目を迎えた今年度は17地区から申請があり、これまでに14人の
学友が里帰りをしました。

今回初めて申請した2820地区(茨城県)は、台湾から魯漢平
(ルハンピン)さん(1992-94/古河東RC)を招待。
地区大会に合わせて来日してもらう地区が多いなか、同地区では
IMでのスピーチ、近隣クラブへの卓話、米山梅吉記念館への研修
旅行などにより、活躍をPRするよう工夫を凝らしました。
書道家の魯さんは、IMの壇上で白楽天の詩を書いて腕前を披露した
ほか、内藤 彰ガバナーらのリクエストに応じた言葉を色紙に揮毫し、
会場をうならせました。

年賀状のやりとりで細々とつながっていた世話クラブとの絆。
16年前に撮った会員との写真を大切に持って来日し、改めて感謝を
述べた魯さんに、一同は感激の面もちで再会の約束を交わしました。

以上

内容は、下記(財)ロータリー米山記念奨学会のホームページからご覧下さい。
印刷する場合も下記PDF版を表示してから印刷してください。
(とじ代があること、ページ数が少ないなどの利点があります)
http://www.rotary-yoneyama.or.jp/summary/pdf/highlight121_pdf.pdf
注)現在PDFファイルのみでの提供となっています。

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(財)ロータリー米山記念奨学会 http://www.rotary-yoneyama.or.jp/

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送信者:地区IC委員会 石坂 仁(函館五稜郭RC)
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