[News2510-0724] ハイライトよねやま118号

(財)ロータリー米山記念奨学会ニュース
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★ ハ イ ラ イ ト よ ね や ま 118号 ★ 2009年12月11日発行
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::今月のトピックス::
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1.寄付金速報 ―今年もあと1ヵ月を切りました!―
2.ロータリー研究会で米山学友が活躍
3.外務省主催の“元留学者の集い”
4.ガバナーエレクト/次期米山記念奨学委員長 合同セミナー

【重要なお知らせ】21年度の確定申告について
【年末年始の休業について】

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1.寄付金速報 ―今年もあと1ヵ月を切りました!―
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11月までの寄付金は、前年同期と比べて7.5%減、約4,970万円の減少となりました。普通寄付金が0.8%減、特別寄付金が10.9%減と、前月よりさらに減少幅が広がりました。このままですと、2009年度予算(14億5千万円)の達成が極めて厳しくなりそうな状況です。

このような景気低迷の中、11月は、ロータリアンの奥様と8月に入会されたばかりの会員から、それぞれ100万円のご寄付を頂きました。
また、奨学会への恩返しにと、継続的な寄付を続けてくれる学友や、ホームカミングで来日した際に寄付してくれる学友もいます。
皆さまの温かいご支援に心から感謝申し上げます。今年も残りわずかとなりましたが、一人でも多くの留学生を支援するために、引き続きご協力賜りますようよろしくお願い申し上げます。

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2.ロータリー研究会で米山学友が活躍
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11月19日、東京・台場で開催されたロータリー研究会の開会式で、現役の駐日韓国大使を務める米山学友、權 哲賢(クォン・チョルヒョン)氏が壇上に立ちました。冒頭で、韓国・釜山市で起きた室内射撃場火災事故への深い哀悼の意を述べた權大使。奨学生時代の思い出として、世話クラブの佐野東ロータリークラブが開いてくれたお別れ会で、会員が手を高く差し伸べてつくってくれたトンネルをくぐりながら「權さん!大統領になって戻って来い!」と激励されたエピソードに触れ、「皆さんの期待がその後の私を支えてくれた。ロータリーの精神や米山奨学金制度は、世界平和につながる一つの大きな道だと思います」と語り、会場から大きな拍手を受け、涙ぐむ姿も見られました。

翌日の配偶者プログラムでは、米山学友として2人目のパストガバナー、許 國文(きょ こくぶん)氏(台湾/第3490地区羅東西RC会員/1975-77/徳島RC)が卓話を行い、「奨学生時代は勉強に夢中で、感謝をしていても実感が伴わなかった。台湾に帰って自分もロータリアンとなり、はじめて米山記念奨学金制度のありがたさ、世話クラブの皆さんの心尽くしが身にしみた」と語りました。

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3.外務省主催の“元留学者の集い”
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外務省主催の“元留学者の集い”は、母国で活躍する日本留学者を日本に短期招へいし、現在の日本への認識と絆を深めてもらうプログラムです。今年は11月29日~12月5日にかけて実施され、東南アジア・中国・中東・中央アジア・モンゴルなどから元日本留学生42名が招待されました。
その中に、米山学友の洪盛芬(アン・シェンフェン)さん(マレーシア/1994-96/横浜金沢RC)の姿がありました。

洪さんは現在、(株)ルネサステクノロジという世界有数のシェアを誇る半導体メーカーに勤めています。洪さんは同社の海外拠点であるRenesas Semiconductor(Malaysia)に籍を置き、開発・製造事業所がある群馬県高崎市とマレーシアを往復し、活躍しています。
母国マレーシアでは、日本留学生の同窓会組織「JAGAM」にも加入し、日本とマレーシアの人的・文化交流の促進に関わっています。

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4.ガバナーエレクト/次期米山記念奨学委員長 合同セミナー
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今年で6回目となるガバナーエレクト/次期地区米山記念奨学委員長合同セミナーが12月1日、都内で開かれました。
今回のテーマは、『目標づくりの第一歩“できることから始めよう!”』。
ガバナーエレクトと地区米山委員長が共に当事業の意義を確認し、実践可能な目標を立て、その実現に向かって力を合わせるきっかけにしていただきたいと、盛りだくさんの内容で実施されました。
また、今回初の試みとして、地区米山委員長対象のセミナーを2日目にも開催し、より実践的な情報交換が図られました。

【黒田RI理事による基調講演】

冒頭の基調講演において、黒田正宏RI理事は、最近の日韓親善会議やロータリー研究会での米山学友の多彩な活躍事例を紹介。
「日本のロータリアンが作り育てた米山記念奨学事業の成果を誇りにし、ますますのご協力をお願いしたい」とのメッセージで講演を結ばれました。

【米山学友による卓話】

DVD『心つないで、世界へ』にも登場するアルチャナ・シュレスタ・ジョシさん(ネパール/鈴鹿西RC)と、東京大学博士課程に在学中の張旭梅さん(中国/東京広尾RC)の2人が卓話に登壇。
アルチャナさんは、母国の貧しい女性の自立支援のために設立した「ルーザー・トレーニングセンター」の活動状況を報告。
また、張さんはユーモアあふれる話しぶりで、米山奨学金との出合いで得たことについて語り、参加者は両者の発表に興味深く聴き入っていました。

【全体フォーラム】
第2750地区前米山委員長の関博子氏、第2500地区直前ガバナーの足立功一氏、第2640地区ガバナーエレクトの米田眞理子氏を講師に迎え、各地区の特長ある取り組みを発表いただきました。
関氏は、地区米山奨学委員会の活動の流れと学友の活躍を伝える重要性を、足立氏はサブクラブ制度やホームステイで奨学生との触れ合いを地区内に広げた取り組みを、米田氏はロータリアンが納得する奨学生選考のための工夫について報告し、会場との質疑応答も活発に行われました。

【地区米山委員長セミナー】

2日目は、(独)日本学生支援機構(JASSO)大阪日本語教育センターの日本語教師として長年留学生と接してきた磯田郁子氏(大阪東淀ちゃや
まちRC会員・第2660地区次期米山奨学委員長)が講演。
「入国管理局の方針が変わり、現在は所得の裏付けがある人でないと日本に入国できない」「ご馳走になっても、お礼を言うのはその日限りとし、催促になるので、次に会った時には言うべきでないという文化の国も多い」などの具体的な話に、参加者からは「大変参考になった」との声が集まりました。その後の分科会では、各地区の課題や取り組みについての
情報交換が進みました。

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《重要なお知らせ》 21年度の確定申告について
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ロータリー米山記念奨学会は「特定公益増進法人」に認定されているため、今年1年間(1~12月)に5千円以上の特別寄付をされた方は、税法上の優遇措置(寄付金控除) が受けられます。

申告用領収書は来年1月末までにクラブ経由でお送りします。
来年の確定申告は、12月30日(水)までに入金されたご寄付が対象です。

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《年末年始の休業について》
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米山記念奨学会事務局は、12月28日(月)~1月5日(火)の間休業させていただきます。
来年は、1月6日(水)より通常業務となります。
よろしくお願いいたします。

以上

内容は、下記(財)ロータリー米山記念奨学会のホームページからご覧下さい。
印刷する場合も下記PDF版を表示してから印刷してください。
(とじ代があること、ページ数が少ないなどの利点があります)
http://www.rotary-yoneyama.or.jp/summary/pdf/highlight118_pdf.pdf
注)現在PDFファイルのみでの提供となっています。

バックナンバーはこちらからご覧ください。
http://www.rotary-yoneyama.or.jp/summary/highlight.html

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下記のページから【無料】でダウンロードできますのでぜひどうぞ。
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(財)ロータリー米山記念奨学会 http://www.rotary-yoneyama.or.jp/

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