[News2510-0714] ハイライトよねやま117号

(財)ロータリー米山記念奨学会ニュース
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★ ハ イ ラ イ ト よ ね や ま 117号 ★ 2009年11月13日発行
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::今月のトピックス::
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1.寄付金速報 ― 米山月間の成果は? ―
2.2010学年度奨学金申し込み状況
3.日台親善会議で米山学友が活躍
4.続々とホームカミングで学友が来日 ― 地区を越えた招へいも可能に ―
5.米山奨学生招待事業を17年間継続 ― 第2720地区 人吉RC ―

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1.寄付金速報 ― 米山月間の成果は? ―
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10月までの寄付金は、前年同期と比べて6.8%減、約3,560万円の減少となりました。普通寄付金が0.6%減、特別寄付金が11.3%減と、月間前に比べ、より一層厳しい状況です。

今月の寄付額1億3,900万円は、この10年間では2004年度に次いで2番目に少ない数字ですが、このような経済状況の中、学友を含め
多くのロータリアンの方々からご寄付をいただきましたことに感謝申し上げます。上期も残り2カ月を切りましたが、引き続きご支援賜りますようよろしくお願い申し上げます。

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2.2010学年度奨学金申し込み状況
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2010年4月採用の奨学金(学部・修士・博士課程奨学金、地区奨励奨学金)には、465校の指定校のうち408校から1,533名の応募がありました。

申込者を国・地域別にみると、中国が61.9%(前年度比+2.8%)、韓国14.9%(+3.5%)、台湾4.0%(▲2.0%)、その他が19.2%(▲4.3%)となり、課程別では、博士課程が24.1%(▲2.1%)、修士課程49.1%(▲12.6%)、学部課程25.4%(+14.9%)でした。
中国と韓国、および学部課程の占める割合が昨年に比べて高くなった要因として、今回の募集より、中国・韓国の学部生にも応募資格を与えたことが考えられます。なお、「地区奨励奨学金」については、4地区8校から計20名、「クラブ支援奨学金」には10地区13クラブから応募がありました。

11月13日に各地区へ応募書類を発送します。その後、11月下旬~1月下旬にかけて地区選考委員会による書類選考・面接試験が実施され、2月中旬には新規採用者636名(2009年11月現在)が決定します。

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3.日台親善会議で米山学友が活躍
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第2回日台ロータリー親善会議が10月10日、台湾・日月潭で開催され、日本から220人、台湾から217人、合わせて437人が参加しました。 昨年、東京で開催された第1回の会議に引き続き、今回も米山学友が同親善会議理事として準備段階から関わったほか、登録受付や会場内で日本人ロータリアンの通訳に奔走しました。また、台湾学友会の阮允恭理事長が壇上に上がり、「われわれ米山学友は、どんなに歳月を経てもお世話になった気持ちを忘れない。“米山”という山のふもとで、太陽が照ればポカポカと、雨が降ればしとしと、風が吹けばそよそよ…という幸福の地をずっと散歩しているようです」と感謝を述べ、会場を沸かせました。

また、同学友会による「日本人若手研究者奨学金」の奨学生第1号となった山下世莉さん(ハイライトよねやま116号参照)も紹介され、日本人ロータリアンからは「よくやってくれた」との声があがりました。

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4.続々とホームカミングで学友が来日 ― 地区を越えた招へいも可能に ―
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今秋開催された地区大会や米山関連セミナーでは、米山学友の里帰り制度「ホームカミング」で来日した多くの学友が登壇して、現在の活躍の報告とロータリアンからの支援に対する感謝を述べました。

今年度から他地区出身の学友も招くことができるようになり、第2780地区(神奈川県)では、地区大会の記念講演者として、元駐日韓国大使の崔相龍さん(世話クラブ:東京日本橋RC・東京城西RC【第2750地区】)を招へい。「日韓に寄せるロータリーの希(ねが)い」と題する約40分間の講演では、韓国国内で日本の大衆文化解放に奮闘してきたエピソードや、日韓両国間の相互理解についての明るい展望を示し、会場から大きな拍手を受けました。

第2580地区(東京都東北部・沖縄県)も他地区出身の楊広平さん(世話クラブ:東京立川こぶしRC【第2750地区】)を招へいしました。
楊さんは、東京RCのクラブフォーラムや第2580地区のカウンセラーセミナーでスピーチし、自身が発起人の一人として関わった中国学友会設立の経緯や、米山学友として社会奉仕に賭ける意気込みを語りました。短い滞在日程の中、楊さんは第2750地区の学友定例会でも卓話し、出身地区のロータリアンや学友とも旧交を温めました。

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5.米山奨学生招待事業を17年間継続 ― 第2720地区 人吉RC ―
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熊本県南部の人吉ロータリークラブは、近隣に大学がないため、これまで世話クラブになったことはありません。しかし、17年前から米山奨学生の招待事業を続けて、会員が奨学生と身近に交流できる機会を設けています。

招待事業を始めたきっかけは、地区協議会での呼びかけから。
「世話クラブができないクラブは、ぜひ奨学生を例会に招いて、卓話をさせてください!」との当時の地区米山委員長の熱心な呼びかけに応えて、1992年10月に実施したのが最初でした。クラブ会員からも好評を得たので、それ以降ほぼ毎年続けており、今年で16回目。
例年、熊本市内の大学に通う米山奨学生2名とその世話クラブの会長やカウンセラーを招いて、奨学生による卓話のほか、近隣の神社仏閣や会員企業の見学、地元新聞社の取材など、盛りだくさんな内容で実施しています。

招待事業の意義について「この地方は外国人と接する機会が少なく、国際交流の良い機会でもあり、地元新聞に掲載されることでクラブの広報にもつながっている。経済状況が非常に厳しい中、米山への理解を得るのも難しいことだが、『継続は力なり』を信じて、今後も会員に繰返し事業の趣旨を説明し、理解を深める努力をしていきたい」と、同クラブの高嶋康二米山記念奨学委員長は語っています。

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DVD絶賛配布中! ぜひご利用ください。
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今年完成した新DVD「心つないで、世界へ」(15分)は、"感動!"、"誰もがもっと寄付をしたくなる"との声をいただいており、大変好評です。まだご覧になっていないクラブは、ぜひご注文ください!
無料でお送りします。
詳しくはこちら:
http://www.rotary-yoneyama.or.jp/summary/video.html

以上

内容は、下記(財)ロータリー米山記念奨学会のホームページからご覧下さい。
印刷する場合も下記PDF版を表示してから印刷してください。
(とじ代があること、ページ数が少ないなどの利点があります)
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(財)ロータリー米山記念奨学会 http://www.rotary-yoneyama.or.jp/

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送信者:地区IC委員会 石坂 仁(函館五稜郭RC)

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