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ガバナー就任にあたって

 

国際ロータリー第2510地区
2019~2020年度ガバナー 福田 武男(千歳RC)

 

ようやく北海道にも夏らしい日々がやって参りましたが、各クラブの会長・幹事並びに会員のみなさま、素晴らしいロータリー年度のスタートにあたり準備万端、そして順風満帆に船出をされたこととお慶びを申し上げます。
 
この度、2019〜2020年度の地区ガバナーという大役を仰せつかりました福田武男です。もとより浅学非才の身であり、ガバナーの器には程遠いことは重々自覚しておりますが、これも何かの縁と思いみなさまのお力添えを頂きながら、一年間可能な限り各クラブをサポートさせて頂きたいと思っております。
みなさまのご支援ご協力を宜しくお願い申し上げます。
 
さて、千歳RCは16年前の2003〜2004年度に初めて佐藤秀雄会員をガバナーとして輩出し、私が二人目ということになります。1月13日から19日、米国カリフォルニアのサンディエゴにおいて国際協議会が開催され、世界538地区からのガバナーおよび配偶者、研修リーダー、サポーターなど1,000名を優に超える方々が集まり、本会議や分科会での研修およびRLI形式による討論が行われ、1週間にわたる指導を受けて参りました。
 
2019〜2020年度のマーク・ダニエル・マローニーRI会長は、2019〜2020年度のRIテーマとして『ロータリーは世界をつなぐ』を掲げられました。今年度のテーマロゴですが、中央の青い丸は地球(世界)を、周りの色々な人たち(多様性あるロータリアン)が歩きながら(行動する)地球を支えていることを表しているのかと思います。マローニーRI会長は我々538名のガバナーエレクトにテーマロゴ入りの靴下をプレゼントしてくれました。これは行動せよ、ということを暗示しているものと思っております。「ロータリーはいろいろな団体と手を取り合いより良い世界の実現に向けて行動しよう!」ということでしょう。
 
そしてまた、私たちの2019−2020年度は特別な年度となります。それは即ち「ロータリーの新しい戦略計画」が導入される年度だからです。
この新しい戦略計画の基本的な柱は、ロータリーをさらに明るい未来へと導くために国際ロータリーが8年も前から提案している革新性と柔軟性を更に大胆に取り入れることです。
 
そして前年度はロータリーの組織規程(即ちロータリーの憲法)を改定する規定審議会の開催年度でした。即ち2019年4月に、3年に一度の規定審議会がシカゴで開催され、我が地区からは渡邉恭久地区規程審議会代表議員(PG)が出席をされました。4月14日から18日までの5日間、早朝から夕方までたいへんハードな会議だと聞いております。渡邉恭久PGにはたいへんご苦労さまでございました。従って各クラブでは、今回の規定審議会に提出された117件の立法案の中で、採択された47件の制定案うちクラブとして反対するものがあれば速やかに反対の表明をしなければならない故、このことも会長・幹事のみなさまの大切な仕事となります。
 
またマローニーRI会長は強調事項の一つとして、「国連との連携」を掲げております。国連が2030年をゴールに設定したもので、世界の国々や多くの企業の支持を得てSDGs(持続可能な開発目標)に取り組んでいきます。ロータリーとしてはこのSDGsに対してどのような協力ができるか、7月に発表するとのことであります。
 
最後にこの一年間、70クラブの会長・幹事のみなさま、12グループのガバナー補佐のみなさま、地区委員会のみなさま、地区内のすべての会員のみなさまの力を合わせて『ロータリーを更に元気にしたい』と思っております。