国際ポリオ・プラス活動ニュース
2510地区ポリオプラス委員会
野生型 ポリオ症例数
ポリオ | 国 | 2016年 11月23日まで |
2015年 同時期 |
2015年度 合計 |
麻痺が発生した
最後の年月日 |
常在国 | パキスタン | 17 | 42 | 54 | 2016年11月3日 |
アフガニスタン | 12 | 20 | 20 | 2016年10月12日 | |
非常在国 | ナイジェリア | 4 | 0 | 0 | 2016年8月21日 |
合計 | 33 | 62 | 74 |
ナイジェリアその後の状況
その後、野生型ポリオウイルスの新たな症例は発見されませんでした。11月23日までのナイジェリアでの野生型ポリオウイルス1型報告数は4例のままで、最近のケースは8月21日のMoguno地方ボルノからのもので、麻痺を伴っていました。
今回のポリオ発生に迅速に対応するため、ロータリーは 50 万ドルの追加支援を行ったほか、パートナー団体と調整を図りながら緊急対策を進めています。
ナイジェリアの北東にあるチャド湖沿岸5か国では、ポリオの感染拡大を防ぐために大規模な予防接種キャンペーンが実施されています。
新たな発症が報告されたものの、ナイジェリアとそのほかのアフリカ諸国、そして世界中で、ポリオ撲滅活動は大きな進展を見せています。
ロータリーはポリオ撲滅に全力を注いでいます。私たちは今後も引き続き、撲滅活動にあたるロータリアン、特に母国でポリオ撲滅に懸命に取り組んできたナイジェリアのロータリアンをサポートしていきます。
(GPEIおよびロータリーの友11月号インターナショナルポリオプラス委員長マイケル K.マクガバン氏のステートメントより)